田舎学生の海外大学院学位留学挑戦記

とある田舎出身の学生が海外大学院での学位留学に挑む汗と涙と命を賭けた壮絶な体験記です。

留学記第 0 章 ~学位留学ってなに?~

[ なぜ 学位留学 なのか? ]

2017 年 1 月下旬。現在筆者は、卒論からの開放後、海外大学院からの内定メールを今にもパンパンに張った風船が張り切れんばかりのような気持ちで待ちわびている。


そう、私は海外大学院への進学希望者である。


海外大学院と言ってもなんてことはない。大学である。ただ日本にないだけ。
しかし、(恐らく)「日本とはまた違う経験ができそうな気がする。」「この自分の人生を絶対変えたい。」
この 1 年間でその思いが強くなった。


ここで筆者について少しまとめる。
とある事がきっかけで海外のトップ大学院を目指すようになった、とある国立大学で気象学 (ほとんど計算科学に近い) を学んでいる学部 4 年生である。進学先はまだ決まっていない。

留学を志す人は意外に多いかもしれない。
最近は政府や外務省支援の短期研修も多いし、大学や団体斡旋の交換留学 (数週間~ 1 年未満) も人気である。語学学校に留学していた親しい先輩や友人も多い。

しかし、彼らは言葉は悪いが「お客様」としてそれらの機関に滞在している。程度の差はあれ、帰る場所は保証されているのがふつうである (勿論それを悪いとは言っていないし、私もお世話になったことがある)。


では、「学位留学」(現地の大学の学生となりそこで学位を取得する留学) はどうであろう?

学位留学になると一般的な留学と比較し、やはり敷居が高いと思う。

  • 語学試験
  • GRE(アメリカ)
  • 教授からの推薦書
  • 業績
  • 莫大な留学資金 (修士のみのコース、学部)

 などなど・・・が必要となってくる。

しかし、トップの海外研究大学 (Harvard や MIT, Cambridge といった名門大学の大学院) への Ph.D 過程(博士課程)の留学は 1 点大きく異なることがある。

それは、彼らは「雇われている」のである。修士や学部生が払うような大金を払う必要が基本的にはない。授業料も生活費も支給される。様々な国から学生が集まり切磋琢磨できる素晴らしい環境がある。

つまり、そこは世界中から優秀な頭脳が集結する。言わば「知識の戦場」である。
実際、その険しさから多くの学生が脱落している。

そんな険しいところに、交換留学のように確実に帰る場所もない状態で留学しようなんて一般的に考えてリスキーに違いない。
そもそも日本のような住みやすい国から出ていくこと自体、ある意味で普通に考えるとおかしいことなのかもしれない。

では、なぜそんな学位留学のために 1 年間命を賭けてきたか。このブログで少しずつまとめていきたいと思う。そしてこのブログが私のように海外大学院へ留学する後人に少しでも有益になればと思う。

実際筆者もまだ正式に内定は出ていない身であるから、順次結果をこの場で報告できれば良い生きた証を残せるのではないかとも思う。