田舎学生の海外大学院学位留学挑戦記

とある田舎出身の学生が海外大学院での学位留学に挑む汗と涙と命を賭けた壮絶な体験記です。

留学記第 7 章 ~ 崖っぷち?!の IELTS & GRE 対策 ~

[ 後回しは禁物!! ]

進展報告

更新がだいぶ空いてしまったが、2 つ程報告。

1点目は、年が明けてから 3 校目の出願結果が判明 ( イギリスは12月に出願後取り下げのため )。

MIT の Mechanical Engineering (MechE) に出願したが、不合格
MechE に属する海洋の予報やサイエンスを担当するグループと以前からコンタクトを取っていたが、MechE は MIT 内でも例外的に教授主導ではなく学部のアドミッションオフィス主導で学生を確保するため、中国やインドの怪物的な (異常に高い GRE *後述 と TOEFL / IELTS の得点学部の成績のつけ方 *後述 などの要因) 学生に書類負けしたと思う。

受かればラッキーと思ってた程度であるから、プリンストン程の衝撃もなかった(笑)。


2 点目は国際ワークショップ (所謂 "学会" のようなもの) への参加である。

筆者はデータ同化 ( Data Assimilation ) という計算科学の研究をしており (興味がある人はググってね!) 神戸の理研で卒論の内容をポスターだが発表する機会をいただけた。(*加えて共著の発表がもう 1 件)

普段論文上でしか見かけたことがなかった人が、実は自分の発表を聞いていたなんてザラであって、かなり興奮したし、サイエンスを通して年齢や立場を越えた議論が自由にできるというアカデミックの良い面を体感できた。

IELTSについて

ここでは、貴重な IELTS の海外受験の体験談を紹介したい。

以前のブログでも書いたが (1 or 2 章 ?!)、筆者は英語がネイティブ並みにできるわけではなく、語学試験で苦労した。繰り返すが、そんな筆者は語学試験での超高得点対策においては読者の皆さんに効果的な助言はできないので、失敗談から各自反面教師にしてほしい(笑)


アメリカのケース

春以降も月に 1-2 回のペースで英検協会に検定料を貢ぎ続けるも、Speaking と Listening であと 0.5 点さえあれば!!!!! 目標点を越えるのにという状態が毎回続いていた。

研究留学中のヒューストンでも貴重な土曜 (忘れもしない 8 / 27 日土曜日!) を犠牲に受験。ここで Speaking が 5.57.0 にパワーアップした。

IELTS では得点が 0 - 9 点の 0.5 点刻みで表示され、7.0 点程度が、通常の英語学習者からネイティブスピーカーとしての初心者クラスへと進化する境界線であると筆者は思っている。

日本と韓国(*後述)では 5.5 点であり、なぜか?!ミラクルが起きてしまった。

ネット上では(あくまで不確定なウワサでは)、英語圏での受験では Speaking の点数が過小評価される傾向にあるらしい。しかし、筆者はここでベストを取った。
むしろ国内の時よりも対策をしておらず、テスト中もあまり良い感触がなかったのでひどい点数を予想していた。今でも不明であるので、読者の皆さんのなかで IELTS を受けている人は、要因をいろいろ考えていただけると嬉しい。ただ、米国にきて 3 週程しか経過していないので特段英語が上達したわけではない。この点勘違いしないでほしい。(つまり、語学留学すれば語学が直ぐに上手くなるんじゃね?という幻想を抱かないでほしいという意味である)

実際、日本では満点近くの 8.5 点を常時たたき出していた Reading で 6.5 点とかなり下がってしまった。

言い訳をすると、とにかくヒューストンの受験会場は酷かった(笑)
机は音楽室や長距離電車にある様な、弁当が収まる程度の大きさの机と硬い椅子が合体している座席で、大して暑くない日なのに冷凍庫並みの冷房をガンガン効かしており、繊細な日本人には向かない(笑)環境であった。

加えて周りの受験者も日本の静寂と打って変わってうるさかった。集中力を保つことが必死であった。

アメリカのすべての会場がヒューストンのような環境とは限らないが、東アジア以外で受験するときは、騒音はある程度覚悟しなければならないのかもしれない(友人の体験談や他ブログに基づく)。

韓国のケース

日本が試験の 1 ヵ月も前に受験受付を終了するのに対し、韓国では 2 週間?程度前でも予約が可能であり、かつ日本で受験するよりもなぜか 4,000 円程安い(笑)。

10 月に最後と決めて日本で受けた結果も、会心の出来であったにも関わらず点数は相変わらずであり、背に腹は代えられぬということで、親に頭を下げ、急きょ 11 月に泣きの 1 回でソウルの江南にある受験会場でラスト IELTS (仮) を決行した。

韓国では日本で使えないシャープペンが使用 OK で、字が汚く筆圧が異常に濃い筆者にとっては Writing の点数を高く保つ高条件であった(実際最高タイの 6.5 点)。

加えて、受験者も都内のように多くはなく、ストレスフリーな環境で受験できた。

都内での IELTS はセンター試験並みの大きな会議室に 100 人以上の受験者をすし詰めにして Listening を行うので、めちゃくちゃ聞き取りづらい。しかし韓国では小教室サイズであった(試験会場によるので保証はできない点注意)。また、日本受験よりも若干ではあるが音声の速度が遅く感じた(*筆者の猛勉強の成果かもしれないので悪しからず)。


結局のところ点数は相変わらずであったが、あれだけ勉強して爽快に本番で解いてもあとわずかであったので、素直に筆者はまだまだ勉強量が足りなかったと思う。語学の出来はどれだけその言語に触れたかに大きく寄ると科学的にも言われているため(要出典)、これから IELTS を受験する読者の皆さんは、呼吸をするかの如く英語に触れてほしい。ちなみに筆者は春以降、起床中の活動時間はなるべく英語に接していた。

申込を忘れたがすぐに結果が欲しい方は韓国受験を個人的にはオススメする。

まとめると
海外で受験したからといって総合的な点数が大きく変わることはないが、各々のセクション(リスニングやスピーキングなどそれぞれの試験項目)について言えば、良くも悪くも都内受験とは変わった環境下やシステムで受験できるので、試す価値はあるかもしれない。勿論自己責任でお願いします(^-^;

GRE

次に、アメリカ大学院受験で必須の GRE ' Graduate Record Examination' について筆者の体験を紹介する。

GREGeneralSubject という 2 種類があるが、一般的には General 試験のみで十分である(志望大学の HP を要確認)。

Subject は 物理、生命、化学系の学科が、大学 1 年程度までの専門知識に対する習得度を測るため、General 試験に加えて課しているところが多い。
よって Subject は物理、数学、化学と単独科目を 1 つ選択する。(筆者もドイツの大学に数学を提出せねばならなくなったので今後紹介する)。

この GRE という鬼畜極まりなく、ネイティブでさえ地獄を見る試験は、算数の Quantitative、ネイティブ向けの国語の試験である Verbal、30分で新聞のコラム並みの論理を展開しなければならないエッセイパートである Analytical Writing (AWA) の 3 種目からなる、英語試験版トライアスロンである。

Quantitative は東アジア人なら満点を取らないといけないらしい(要出典)。
問題自体は特段難しくはないが、単語や問題の意味が分からなかったり、制限時間が35分で20数問?を解かなければならないので思ったよりも対策は必要であると、出来の悪い筆者は思う。

Verbal は文系や経済系、特にビジネススクール(MBA)でアメリカに行きたい方はある程度の点数が求められるが、理系で留学生なら、高いことに越したことはないが、まったくと言っていいほど教授は気にしない。これは確かな情報である。

AWA は3.5~4.0 は欲しいらしい(要は英語で論文を書く力を見ているため)。AWAGRE において唯一勉強のし甲斐があるセクションなのでテンプレの暗記を頑張ってほしい。テンプレは恐らく多くの人が、ある英語試験対策の学校が無料で公開している PDF のサイトを参考にしているので、これをヒントに探してほしい。


因みに筆者は二回受験し、二回目の勉強した方は
Q 165 / V 144 / AWA 3.5
という、あまりパッとしない点数であったので、皆さん頑張ってほしい。
因みに満点は Q & V が 170 点で、AWA が 6 点だったはず。
( 1 回目はお試しで受けて 160 / 147 / 3.0 )

理想としては、170 / 150 / 4.0 を取れたらなかなか素晴らしいと思う。

GRE の参考サイト

Magoosh というオンラインで学習できるサイトがあり、半年でも1万5,000円ほどなので是非このサイトと公式問題集を上手く使って効率的に短期集中で学習してほしい。

Magoosh
gre.magoosh.com

公式問題集
Educational Testing Service Online Store - The Official Guide to the GRE® revised General Test, Second Edition
* 最新版が出ていないか要確認。サイトにある公式問題集は 2016 年時点では最新版。


GRE ETS
www.ets.org